2018年02月26日

AccessがインストールされていないPCでmdb・accdbを見る方法

こんにちは。河辺です。

先日、Accessデータベースの中身(テーブル)からデータを抽出して欲しい

という依頼がありました。

私の使っているPCはAccessがインストールされていますので

普通に開いてデータが取り出せるのですが

OfficeのPersonalStandard、Home&Businessでは

Accessが入っていないのでmdbを参照する事が出来ません。


という事で、今回はmdb(accdb)を参照する方法を説明します。

ちなみに「.mdb」と「.accdb」は何が違うのかというと

 ・mdb :Access2003まで使われていた形式
 
 ・accdb :Access2007以降で使われている形式
 
です。

もうOffice2003はサポート期間が終了していますので、

今では「accdb」が一般的だと思います。

が、まだまだmdb形式で残っているAccessデータベースが多いんですよね。

特に問い合わせが多いのはmdb形式だったりします。


さて、本題に入りましょう。

「Access ビュワー」などで検索した人は分かると思いますが

Accessのビュワーはありません。

Runtimeという名前でマイクロソフトから無料で提供されています。


インストールしたいPCにOfficeがインストールされている場合、

そのバージョンに合わせたRuntimeが必要です。

まずPC内のOfficeのバージョンを確認しましょう。


【Officeのバージョン確認方法】

1.まずExcelでもWordでも良いので起動します。

2.左上のメニュー『ファイル』をクリック。

3.『アカウント』もしくは『ヘルプ』をクリック。

4.Office製品の名称と、場合によっては完全なバージョン番号が表示されます。
 下の画像(1)(2)の部分
 20180227_01.png

5.上記例のように32bitか64bitが分からない場合、『バージョン情報』をクリック。
 下の画像は64ビットの例です。
 20180227_02.png


バージョンが分かったところで、マイクロソフトのダウンロードページより

該当のバージョンをダウンロードしましょう。

そもそもOfficeをインストールしてないよ!という人はどれでも大丈夫です。

OSのbit数と合わせるようにしてくださいね。


以下、マイクロソフトのダウンロードページです。

Access 2007 Runtime
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=4438

Access 2010 Runtime
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=10910

Access 2013 Runtime
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=39358

Access 2016 Runtime
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=50040

2010以降は、『ダウンロード』を押した後に32bitか64bitを選択します。

〜〜 x64 〜〜64bit版

〜〜 x86 〜〜 もしくは無印32bit版ですのでお間違えなく。

何故86が32bitなのかは、また別の機会にでも(^_^;)


ダウンロードしたファイルを実行しインストールします。

※インストール手順はここでは省きます。

もし何らかのエラーが表示された場合はバージョンが合っていない可能性があるので

Officeのバージョンを再度確認してください。


インストールが終わったら準備完了です。

mdb、accdbを開いてみましょう!


と、ここで「おや?」と思うはずです(笑

 20180227_03.png
 
『Microsoft Access のセキュリティに関する通知』というウィンドウが開き、

セキュリティに影響を及ぼす可能性のある問題点が検知されました。

と表示されます。

そのまま『開く』ボタンを押せば開き、特に問題は無いのですが

毎回この通知が表示されるのは鬱陶しいですね。

という事で、この表示を出さなくする方法を説明します。


方法は2つあります。

@マクロの設定を「全てのマクロを有効」にする。

A「信頼できる場所」を設定する。

ですが、上記2つ共に「セキュリティセンター」で設定するもので、

Access Runtime版ではそのセキュリティセンターがありません。

なので、レジストリを直接いじる方法となります。

全てのマクロを有効にするのはセキュリティ上問題が有る、という場合は

信頼できる場所を指定する方法が良いでしょう。


では手順を説明します。

1.Windowsキー+「R」を押す。
 ⇒『ファイル名を指定して実行』ウィンドウが表示される。

2.「regedit.exe」と入力し「OK」

3.レジストリエディターが開きます。
※以下、レジストリ内の数字部分はOfficeのバージョンを表しています。
 お使いのバージョンに合わせて読み替えてください。
  Office2007 ⇒ 12.0
  Office2010 ⇒ 14.0
  Office2013 ⇒ 15.0
  Office2016 ⇒ 16.0


【マクロを全て有効にする設定方法】

4.左のツリー階層より以下の階層を展開します。
 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Access\Security

5.右の空白部分で右クリック→新規→『DWORD(32ビット)値』を選択。
 20180227_04.png

6.追加されたら名前部分を『VBAWarnings』と変え、ダブルクリックで開く。
 ※既に存在する場合は新しく作る必要はありません。
 20180227_05.png

7.値のデータを『1』にして『OK』


【信頼できる場所を設定する方法】
※前段の【マクロを全て有効にする設定方法】をしていれば必要ありません。

4.左のツリー階層より以下の階層を展開します。
 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Access\Security\Trusted Locations

5.Locationを追加します。
 下の画像のようにLocation2まで存在していたら、『Location3』を作成します。
 「Trusted Locations」を右クリック→新規→「キー」を選択し、
 『Location3』と変えます。
 20180227_06.png

6.上で作成したLocationを選択し、右の空白部分で右クリック→新規→『文字列』を選択。
 20180227_07.png

7.名前を『Path』と変え、ダブルクリックで開く。

8.該当データベースファイルのあるフォルダを指定します。
 ※ここでネットワークドライブ(\\192.168.1.100\ や \\Fileserver\ など)は
  指定できません。この場合、ネットワークドライブの割り当てにてローカルドライブ
  として接続する必要があります。
 20180227_08.png

9.上記「Path」のサブフォルダ以下も登録する場合は、6.と同様に
 右の空白部分で右クリック→新規→『DWORD(32ビット)値』を選択し、
 『AllowSubfolders』と変え、データを『1』にしてください。
 20180227_09.png

以上です。

これで快適にAccessデータベースを利用(参照)する事が出来ますね。

では今回はこの辺で。
posted by 河辺 at 15:54| Comment(0) | Windows・Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月11日

RyzenでPC組んでみたA 〜組立編〜

こんにちは、佐々木です。

今回は前回私が投降した記事からの引き続きとなります。

前回はパーツ選定を中心にお話させて頂きましたが、
今回はいよいよ組立編となります。

前回の記事はこちらになります。


早速ですが購入したパーツはこちらになります。
こうして並べてみるとパーツ数自体は少なく感じますね。

写真 2017-10-21 18 09 08.jpg

左から、PCケース、グラフィックボード、電源、MB、CPU、SSD、メモリー
となっております。
※今更気づきましたがケースファン撮影し忘れておりました・・・


ではMBを開封してみます。
付属品一覧です。
写真 2017-10-21 18 14 57.jpg


@パッケージを開封し、MBとご対面です。
写真 2017-10-21 18 16 30.jpg


ACPUを取り付けます。
CPUには薄っすらと"RYZEN"の刻印が!!
写真 2017-10-21 18 19 10.jpg

写真 2017-10-21 18 22 05.jpg


BCPUクーラーを載せていきます。
写真 2017-10-21 18 53 46.jpg
小型のMBなのでほぼ一面CPUクーラーになってしまいました。
そして後述致しますが、CPUクーラーの取り付け位置が後々
問題になります(汗)


CPCケースに移ります。
まずケースファンですが、この時点ではリア1底面ファン1で想定しておりました。
写真 2017-10-21 20 11 44.jpg


Dマザーボード電源を付けました。
写真 2017-10-22 8 49 56.jpg
この画像を見て鋭い方はお気づきかもしれませんが
実は当初のCPUクーラーと取り付け向きが変わっております。
AMDのロゴの出っ張りがリアケースファンと干渉してしまい
CPUクーラーを取り付けなおしております(汗)

干渉には注意していたつもりですが、実際に組んでみると
思わぬところで干渉しておりました。


ESSDを取り付けます。
写真 2017-12-17 19 51 13.jpg



FグラフィックボードHDD底面ファン1追加しました。
写真 2018-02-11 16 57 53 (1).jpg
当初は底面ファン1で想定していたのですが、
グラフィックボードがロングタイプかつバランスが
悪いのもあって追加購入しました。

こちらの画像よく見ていただけるとわかるのですが、
グラフィックボードとケースファンの間に配線かませています。

写真 2018-02-11 16 58 47.jpg
実は使用しているMBですが、設計上はロングのグラフィックボードでも
耐用可能になっているのですが、実際に使用してみるとやはり
重さでたわんでしまうんですね。

その為、グラボと底面ファンが干渉してしまい、起動時に異音が
発生しておりました。
回避策としてとりあえず配線をかませています。
本来あまりよろしくないと思うので何か適当なものに代替予定です。


G起動確認します。
ここまでで全パーツの接続が完了したので実際に電源を入れ
正常に起動するかを確認します。


H問題ないようであれば、ケースの外側パーツをはめ込み完成です。
写真 2017-10-21 18 58 26.jpg


1点補足として、前回の記事でもお伝えいたしましたが、”Ryzen 1700”にはGPUが搭載
されていません。
その為、I/OパネルにあるHDMIの差し込み口にモニターを接続しても映像は移りません。
グラフィックボードの方を使用する必要がございます。

写真 2018-02-11 17 01 50 (2).jpg



以上で組立編完了でございます。

実際に組み立ててみると思わぬところで干渉してしまい
その度にパーツを組み立てなおしたりで思わぬ時間がかかってしまいました。

とはいうものの作っている間はとても楽しくまた機会があれば
挑戦したいと思います。

では今回はこのあたりで失礼いたします。



posted by 佐々木 at 14:46| Comment(0) | 運用保守 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月29日

"Windows10 Pro"でストアアプリの起動を制限する方法

皆様、初めまして。舘(タチ)と申します。
今回からこのブログの執筆に参加することになりました。

いきなりですが皆様、Windowsストアアプリは利用されていますか?

アプリストアから簡単にインストールできる点など、
パソコン自体に馴染みの薄いと言われるスマホ世代の方にも扱い易く
便利な代物ではないでしょうか。

その反面、業務用のパソコンに簡単にアプリをインストールできてしまうのは困り物ですね。
また、プリインストールされているアプリにも
XBOXやMicrosoft Solitaire Collection等のゲームアプリが混ざっており
できればアプリやアプリストア自体の使用は制限したいものです。

Microsoftもその辺はわかっているようで、Windows10には
アプリの起動可否を個別に制限する「AppLocker」という機能が搭載されています。
…ただし利用できるのは「Windows10 Enterprise」のみ。
私の利用している「Windows10 Pro」ではこの機能は使用できませんでした。

そこで今回は、「AppLocker」を使用せず
"Windows10 Pro"でもストアアプリの起動を制限する方法
をお伝えします!


■隠しファイルを表示

Windowsストアアプリのインストール先フォルダは隠しフォルダとなっており
初期設定のままでは表示されません。
まず、事前準備として隠しフォルダを表示できるように設定します。

エクスプローラーを開き上部のリボンから「表示」タブを開きます。
表示/非表示の項目に"隠しファイル"のチェックボックスがありますので
チェックが入った状態にします。

隠し.png


■アプリのインストール先を確認

ストアアプリのインストール先である
 C:\Program Files\WindowsApps を開きます。

ここで制限したいアプリのフォルダを探しましょう。
今回は例としてプリインストールされているゲームアプリ
「MicrosoftSolitaireCollection」を制限してみます。

ストアアプリは一つのフォルダでなく複数フォルダで構成されている場合が多いです。
同じアプリでも環境によってフォルダの数や名前が異なるのですが
私の環境だと、MicrosoftSolitaireCollectionは以下の4フォルダで構成されているようです。
solitaire.png


■アプリを「ソフトウェアの制限のポリシー」に追加

アプリのインストール先が確認できたところで
今回の本題である「ソフトウェアの制限のポリシー」の画面を開きましょう。

「Windowsキー」+「R」で「ファイル名を指定して実行」を開きます。
ここで"gpedit.msc"と入力後、OKをクリックしてください。

ファイル名指定.png

すると、ローカルグループポリシーエディターという画面が開くと思います。
コンピューターの構成>Windowsの設定>セキュリティの設定>ソフトウェア制御のポリシー
の順で設定項目を展開してください。

ソフトウェア制限-初期画面.png

ポリシーが何も登録されていない状態だと、上の図のような表示になります。
「ソフトウェアの制限のポリシー」を右クリックし表示されるメニューから
「新しいソフトウェアの制限のポリシー」をクリックします。

ソフトウェア制限-追加の規則.png

右枠に複数の項目が作られますので
「追加の規則」を右クリックしたあと「新しいパスの規則」をクリックし設定画面を開きます。

"パス(P)"欄に先ほど確認したMicrosoftSolitaireCollectionのフォルダパスを入力します。
MicrosoftSolitaireCollectionは4個のフォルダで構成されていましたが
アプリ毎に何個ものフォルダパスを入力するのは大変ですね。
また、バージョンアップ等でフォルダ名が変わってしまう可能性があり、そのたびに設定しなおすのは現実的ではありません。

「ソフトウェアの制限のポリシー」ではワイルドカード(*)を用いたフォルダ指定ができるので
実際に指定する際は
C:\Program Files\WindowsApps\Microsoft.MicrosoftSolitaireCollection*
といった形にするのがよいでしょう。

新しいパスの規則.png

セキュリティレベル(S)欄は許可しないのまま。
説明(D)欄はアプリ名などわかりやすい物を入力し、最後にOKをクリックすると
追加の規則が登録され、リスト上にも表示されます。

ソフトウェア制限-追加の規則追加後.png


■ポリシーの検証

追加の規則を登録できたら、早速MicrosoftSolitaireCollectionの起動を試して見ましょう。
以下のような文言が表示され起動できなければ成功です!

ブロック.png

ここまでが「ソフトウェアの制限のポリシー」を用いたストアアプリの制限方法です。
「MicrosoftSolitaireCollection」を皆様が制限したいアプリに置き換えて設定してください。

例えば…
・アプリストアの起動を制限し新規アプリのインストールをできなくしたい
⇒「C:¥Program Files¥WindowsApps¥Microsoft.WindowsStore*」を指定

・すべてのストアアプリの起動を制限したい
「C:¥Program Files¥WindowsApps*」を指定

社内のパソコンでストアアプリが好き勝手に利用されている…
それだけでもパソコンやその中のデータが危険に晒される可能性がありますよね。
Windows10Proを利用しておりストアアプリは野放し状態になっているという管理者の方がおられましたら是非、今回ご紹介した方法をお試しください!

ただ、ポリシーの設定によっては本来必要なアプリまで起動できなくなってしまうので
設定反映の前に影響範囲をよくご確認くださいね。

今後も情報端末管理に役立つ機能・設定があれば
共有させていただきますのでよろしくお願いします。
posted by 舘 at 14:56| Comment(0) | Windows・Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする