2018年05月07日

Excelで「リンクの解除」ができない時の対処法

こんにちは。河辺です。

皆様、Excelお使いですか?

会社でお仕事されている場合、どんな職種でもまず間違いなく

使うソフトの代表格だと思います。

って以前にも書きましたね(笑

※以前の記事はコチラ
【Excelでの便利なショートカットキー】
http://sap-web-itss.seesaa.net/article/449092267.html


さて今回はトラブルシューティング事例です。

と言ってもトラブルってほどじゃ無いんですが・・・。

協力会社やお客様から送られてきたExcelファイルや、

社内で作られたファイルだけど作った本人がもう退職して弄れないファイルなどで

何かエラーが出るけどしょうがなくそのまま使ってるケース。

そのエラー、「更新する」とか「更新しない」ってボタンが付いてませんか?

という事で、かなりピンポイントな内容ですが(苦笑

リンクの解除方法を説明したいと思います。

尚、リンクを解除すると参照先データが見れなくなるわけですが、

そもそも参照先が無くエラーとなってしまっているので

「エラーを出なくしたい!」というケースで説明します。


【解除手順】

1.まずエラーとなっているExcelファイルを開きます。

2.画面のような表示が出た場合、「更新しない」を押してください。
 20180508_01.png

3.上部メニュー「データ」内の「リンクの編集」をクリック。
 20180508_02.png

4.リンク元が表示されるので選択し、右の「リンクの解除」をクリック。
 20180508_03.png

5.注意のメッセージが表示されますが、気にせず「リンクの解除」をクリック。
 20180508_04.png

6.リンクが解除されます。
 20180508_05.png

これで終了です。


が、記事のタイトルにあるように、今回はこれだけじゃなく、

「リンクの解除」を押しても解除されないケースの説明です。


「リンクの解除」をクリックしても、

何事も無かったかのようにリンク元の情報が残る事があります。

その原因は『コンボボックスのデータを外部参照している』

といった事があるのです!

この場合、いくら「リンクの解除」を押しても何にも変化ありません。

では説明しましょう。


1.まずはファイル内の「コンボボックス」もしくは「プルダウン」のセルを探します。
 そのセルにカーソルを当てると下矢印のボタンが表示されます。
 その矢印ボタンを押しても何も反応が無い場合、リンクが切れていますので
 それが今回の原因のセルとなっています。
 20180508_06.png

2.上部メニュー「データ」内の「データツール」の「データの入力規制」をクリック。
 20180508_07.png


3.下記メッセージが表示されたら「はい」をクリック。
 20180508_08.png


4.「元の値」の欄内に、リンク先の情報が載っています。
 正常なリンク先に直すか、コンボボックス自体を無くしてください。
 無くす場合(普通の入力欄にする場合)は、
 「入力値の種類」を「すべての値」にしてください。
 20180508_09.png

5.全てのコンボボックスを修正したら、一度保存してExcelを終了します。

6.再度該当のファイルを開きます。
 また最初のエラーが表示されますが、前段で説明している「解除手順」の方法
 リンクが解除できます。


以上です。

これに気付くのにかなり時間がかかりました・・・。

ご参考まで。

posted by 河辺 at 18:56| Comment(0) | Windows・Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月09日

消せない?突如現れた「Windows10 更新アシスタント」の対応策

こんにちは、舘です。

初投稿に続き今回もWindows10に関する記事となります。

・・・

2018年3月初旬、久しぶりに起動したWindows10タブレットのデスクトップに

「Windows10 更新アシスタント」のアイコンが表示されていました。

icon.png


インストールした記憶は無かったので不思議に思いつつも

放置してしばらく使っていると突如このような画面が出てきました。

update.png

まるで迷惑なアドウェアのような画面表示ですが、実はこれ

Windows10最新バージョンへのアップデートをサポートするソフトウェアなんです。

MicrosoftのWebサイトより自分でダウンロードすることもできます。


問題なのは、なぜ身に覚えがない内にインストールされてしまっているのかですね。

調べてみると以下のような流れで見知らぬ内にインストールされるようです。

@累積的な更新プログラムに更新アシスタントのインストーラーが含まれている。

A更新プログラム「KB4023057」によってrempl.exeというプログラムファイルと
 それを実行するためのタスクスケジュールが追加される。

Brempl.exeが実行されると、更新アシスタントのインストーラーを起動する
 タスクスケジュールが追加される。

C追加タスクスケジュールが実行されることによって
 更新アシスタントがインストールされる。

とても遠回りなインストール方法をとっていますね。

更新アシスタントのインストールを阻止しようと、更新プログラムをアンインストールしても

インストーラーやタスクスケジュールが残っているため意味がない。

何処かのスパイウェアのような動きです…


さらに、更新アシスタントによる更新はWindowsUpdateとは別物なので

WSUS等による更新の制御はできません。

ソフトウェアの互換性の問題等でWindows10 Fall Creator Update(1709)への

アップデートを見送っているPCでも勝手にアップデートされてしまうのです。


前置きが長くなりましたが、今回はバージョンアップを控えたい環境に

Windows10更新アシスタントがインストールされてしまった場合の

対応策を書かせていただきます。


■「Windows10 更新アシスタント」を無効化する方法

まず、Windows10更新アシスタントと更新プログラム「KB4023057」をアンインストールします。

「KB4023057」は通常の更新プログラムとは異なり

コントロールパネルの『プログラムと機能』からアンインストールが可能です。

20180409_3

さくっとアンインストールしましょう。


アンインストールしてもまだ油断はできません。

前述の通り「Windows10 更新アシスタント」をインストールするタスクスケジュールが

登録されているので、アンインストールしてもしばらくすると復活してしまいます。

そこで関連するタスクスケジュールを無効化することで再インストールされるのを防ぎます。


無効化する必要があるのは以下のタスクです。

・Microsoft > Windows > rempl 配下に存在する全てのタスク

・Microsoft > Windows > UpdateOrchestrator 配下にある
 「UpdateAssistant」
 「UpdateAssistantCalendarRun」
 「UpdateAssistantWakeupRun

20180409_4 

これらのタスクをタスクスケジューラで探し、右クリックメニューから

「無効」をクリックすることでタスクの無効化が可能です。

これで更新アシスタントが自動でインストールされることもなくなります。


しかしながら、Windows10のサポート期間は原則リリースから18ヶ月とされており

既に初期バージョンの「1511」はサポート終了済み

Anniversary Update(1607)も2018年4月10日でサポート終了となります。

今後もMicrosoftは半強制的に最新バージョンへのアップデートを推し進めると思われますので

今回の対処法もすぐに無効化されてしまうかもしれません。

特別な理由が無い限りは、適宜アップデートを実施することをおすすめします。

posted by 舘 at 09:03| Comment(0) | Windows・Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月26日

AccessがインストールされていないPCでmdb・accdbを見る方法

こんにちは。河辺です。

先日、Accessデータベースの中身(テーブル)からデータを抽出して欲しい

という依頼がありました。

私の使っているPCはAccessがインストールされていますので

普通に開いてデータが取り出せるのですが

OfficeのPersonalStandard、Home&Businessでは

Accessが入っていないのでmdbを参照する事が出来ません。


という事で、今回はmdb(accdb)を参照する方法を説明します。

ちなみに「.mdb」と「.accdb」は何が違うのかというと

 ・mdb :Access2003まで使われていた形式
 
 ・accdb :Access2007以降で使われている形式
 
です。

もうOffice2003はサポート期間が終了していますので、

今では「accdb」が一般的だと思います。

が、まだまだmdb形式で残っているAccessデータベースが多いんですよね。

特に問い合わせが多いのはmdb形式だったりします。


さて、本題に入りましょう。

「Access ビュワー」などで検索した人は分かると思いますが

Accessのビュワーはありません。

Runtimeという名前でマイクロソフトから無料で提供されています。


インストールしたいPCにOfficeがインストールされている場合、

そのバージョンに合わせたRuntimeが必要です。

まずPC内のOfficeのバージョンを確認しましょう。


【Officeのバージョン確認方法】

1.まずExcelでもWordでも良いので起動します。

2.左上のメニュー『ファイル』をクリック。

3.『アカウント』もしくは『ヘルプ』をクリック。

4.Office製品の名称と、場合によっては完全なバージョン番号が表示されます。
 下の画像(1)(2)の部分
 20180227_01.png

5.上記例のように32bitか64bitが分からない場合、『バージョン情報』をクリック。
 下の画像は64ビットの例です。
 20180227_02.png


バージョンが分かったところで、マイクロソフトのダウンロードページより

該当のバージョンをダウンロードしましょう。

そもそもOfficeをインストールしてないよ!という人はどれでも大丈夫です。

OSのbit数と合わせるようにしてくださいね。


以下、マイクロソフトのダウンロードページです。

Access 2007 Runtime
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=4438

Access 2010 Runtime
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=10910

Access 2013 Runtime
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=39358

Access 2016 Runtime
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=50040

2010以降は、『ダウンロード』を押した後に32bitか64bitを選択します。

〜〜 x64 〜〜64bit版

〜〜 x86 〜〜 もしくは無印32bit版ですのでお間違えなく。

何故86が32bitなのかは、また別の機会にでも(^_^;)


ダウンロードしたファイルを実行しインストールします。

※インストール手順はここでは省きます。

もし何らかのエラーが表示された場合はバージョンが合っていない可能性があるので

Officeのバージョンを再度確認してください。


インストールが終わったら準備完了です。

mdb、accdbを開いてみましょう!


と、ここで「おや?」と思うはずです(笑

 20180227_03.png
 
『Microsoft Access のセキュリティに関する通知』というウィンドウが開き、

セキュリティに影響を及ぼす可能性のある問題点が検知されました。

と表示されます。

そのまま『開く』ボタンを押せば開き、特に問題は無いのですが

毎回この通知が表示されるのは鬱陶しいですね。

という事で、この表示を出さなくする方法を説明します。


方法は2つあります。

@マクロの設定を「全てのマクロを有効」にする。

A「信頼できる場所」を設定する。

ですが、上記2つ共に「セキュリティセンター」で設定するもので、

Access Runtime版ではそのセキュリティセンターがありません。

なので、レジストリを直接いじる方法となります。

全てのマクロを有効にするのはセキュリティ上問題が有る、という場合は

信頼できる場所を指定する方法が良いでしょう。


では手順を説明します。

1.Windowsキー+「R」を押す。
 ⇒『ファイル名を指定して実行』ウィンドウが表示される。

2.「regedit.exe」と入力し「OK」

3.レジストリエディターが開きます。
※以下、レジストリ内の数字部分はOfficeのバージョンを表しています。
 お使いのバージョンに合わせて読み替えてください。
  Office2007 ⇒ 12.0
  Office2010 ⇒ 14.0
  Office2013 ⇒ 15.0
  Office2016 ⇒ 16.0


【マクロを全て有効にする設定方法】

4.左のツリー階層より以下の階層を展開します。
 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Access\Security

5.右の空白部分で右クリック→新規→『DWORD(32ビット)値』を選択。
 20180227_04.png

6.追加されたら名前部分を『VBAWarnings』と変え、ダブルクリックで開く。
 ※既に存在する場合は新しく作る必要はありません。
 20180227_05.png

7.値のデータを『1』にして『OK』


【信頼できる場所を設定する方法】
※前段の【マクロを全て有効にする設定方法】をしていれば必要ありません。

4.左のツリー階層より以下の階層を展開します。
 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Access\Security\Trusted Locations

5.Locationを追加します。
 下の画像のようにLocation2まで存在していたら、『Location3』を作成します。
 「Trusted Locations」を右クリック→新規→「キー」を選択し、
 『Location3』と変えます。
 20180227_06.png

6.上で作成したLocationを選択し、右の空白部分で右クリック→新規→『文字列』を選択。
 20180227_07.png

7.名前を『Path』と変え、ダブルクリックで開く。

8.該当データベースファイルのあるフォルダを指定します。
 ※ここでネットワークドライブ(\\192.168.1.100\ や \\Fileserver\ など)は
  指定できません。この場合、ネットワークドライブの割り当てにてローカルドライブ
  として接続する必要があります。
 20180227_08.png

9.上記「Path」のサブフォルダ以下も登録する場合は、6.と同様に
 右の空白部分で右クリック→新規→『DWORD(32ビット)値』を選択し、
 『AllowSubfolders』と変え、データを『1』にしてください。
 20180227_09.png

以上です。

これで快適にAccessデータベースを利用(参照)する事が出来ますね。

では今回はこの辺で。
posted by 河辺 at 15:54| Comment(0) | Windows・Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする