2015年05月25日

最適DNSを使おう(1)DNSって何?

こんにちは。河辺です。

さて今回は、ちょっと難しい内容で話をしたいと思います。
文章ばかりで色気なくてすみません。


はい、では「最適DNSを使おう」ということなんですが、
まずはDNSってなんなの?ってとこから始めましょう。


【DNSとは】

 Domain Name System(ドメイン・ネーム・システム、DNS)とは、
 インターネットを使った階層的な分散型データベースシステムである。
 主にインターネット上のホスト名や電子メールに使われるドメイン名と、
 IPアドレスとの対応づけを管理するために使用されている。
 ※wikipediaより抜粋


まぁこんな説明になるのですが、ちょっと分かり難いですかね。

もう少し分かりやすく説明します。

ネットワーク上のすべての機器は『IPアドレス』という12桁の数字が割り当てられています。

ブラウザでウェブページを閲覧するとか、メールを送信するなどの場合、
このIPアドレスでサーバを指定しています。

このIPアドレス、数字の羅列ですので覚えにくいですよね。
※まぁ中には数字にとても強い人がいるので一概には言えませんが。
そこで、人間に分かりやすいように『ドメイン』が開発されました。

ここでドメインの説明をすると長くなるので簡単に。

YAHOOのページで説明しますと、
 「http://www.yahoo.co.jp/」がYAHOOのウェブページですね。
この「yahoo.co.jp」の部分を『ドメイン』と呼びます。

これはインターネット上の”住所”ですので、当然世界に一つだけです。
もちろん、IPアドレスも同様です。
同じ住所が複数あったら、どこに行けばいいのか分からなくなりますよね。


ですが、コンピュータ同士の通信ではIPアドレスで相手を特定しており、
ドメイン名ではできません。
入力されたドメイン名をIPアドレスに変換してやる必要があります。

この変換をする仕組みが『DNS』です。

住所録をイメージしていただけると分かりやすいですかね。


このように、インターネットを利用する上で非常に大事なDNSですが、
1台のサーバーが行っているわけではありません。
さすがに全世界のアドレスを1台でまかなえるわけはありません。
いくつものDNSサーバーが分担して、自分の担当分を管理しています。

それは上から順に階層になっていて、「委任」という仕組みで分散化しています。

例えると、

「都」⇒「区」⇒「町」⇒「丁目」

という感じです。

一番上の「都」は、それぞれの「区」に管理を委任しており、
「区」はそれぞれの「町」に委任している、という感じで分散化しています。

で、その一番上のDNSサーバーは『ルートサーバー』といい、検索はここから始まり
委任を順次辿っていくことで、最終的に情報が得られる仕組みです。

どういう事か、例えて説明します。

ある住所を知る為に、まず「都」に問い合わせをします。
すると「都」は、
 「それなら区が管理してるから、そっちで聞いて。連絡先はこれ」
と言って、区の連絡先を教えられました。

で、教えられた「区」に問い合わせます。
 「それは町が管理しています。そっちに問い合わせてください。連絡先はこれです」
で、教えられた「町」に・・・

と、繰り返していき、最終的に情報を持つところに問い合わせし、情報が得られます。


この上記の処理は、お使いのPCで行っているわけではありません。
PCに設定されている、最初に問い合わせるDNSサーバー(もしくはその上位DNS)が
ルートサーバー及びそれ以降のサーバーに問い合わせを行い、最終的な結果をPCに返します。

これをキャッシュDNSサーバーといいます。


ウェブページを開くだけで、裏ではこんな苦労があるのですねー。

ですが、毎回このような問い合わせをしているのでは表示も遅いし、ネットワークも
非常に負荷がかかってしまいますよね。
 ※ちなみに「ルートサーバー」は、世界に13台しかありません。
  ほとんどがアメリカですが、1台は日本にあります。

そこでこのキャッシュDNSサーバーは、最近の問い合わせ結果を『キャッシュ』
(データの複製を保管)しておき、同じ問い合わせ内容であれば
ルートサーバーに問い合わせることなく結果を返す、
という仕組みで高速化を図っています。

このキャッシュという仕組みはPC側にもあります。
PC側で解決できれば、キャッシュDNSサーバーにも問い合わせる事が無いので
もっと速いですね。
が、このキャッシュが不具合をたまに(よく?)起こします。

最近はあまり聞きませんが、昔はよく対応しましたねぇ・・・。
ウェブ関連で何か起きた時は、「とりあえずキャッシュクリア」でしたね(笑
それでダメなら次は「PC再起動」になるわけですが。


さて、DNSとはどんなものなのか、お分かりいただけましたでしょうか。

DNSはインターネットを利用する際に必ず利用している仕組みです。
この検索の処理が遅いと、当然ウェブページの表示も遅くなります。

はい、ここで今回のお題である「最適DNSを使おう」になるわけです。


クライアントPCのネットワークの設定で、DNSの設定をしている会社、
一般家庭でもプロバイダが指定したDNSを設定している場合もあるでしょうが、
特に指定してなく自動的に取得しているケースがほとんどだと思います。

ここまで説明した通り、DNSが名前解決をするので、
そのスピードが速いと当然ウェブ表示のスピードも上がります。

じゃあそのDNSを変えればいいの?
って話になりますよね。

という事で、今回はここまで。

次回はその辺のお話をしたいと思います。
こうご期待!
posted by 河辺 at 18:05| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: